南スーダンPKO派遣差止め訴訟はじまる(2017年)

「南スーダンの情勢を知れば知るほど、怒りがこみ上げてきます……。私の息子に限らず、自衛官が1人でも危険に晒されることが耐えがたい苦痛なのです。誰の子どもも、殺し殺されてはなりません」2月21日、札幌地裁で行われた自衛隊の南スーダンPKO(国連平和維持活動)派遣差し止めなどを求める訴訟の第1回口頭弁論は、原告の平和子さんの意見陳述から始まった。同裁判は、自衛官の息子を持ち、自衛隊基地の街・北海道千…

続きを読む

お隣さんは外国人! 20か国住民のリアルな生活(2015年)

お隣さんは外国人! 20か国住民のリアルな生活  夕方4時。神奈川県『いちょう団地』の小規模な商店街にあるアジア食品店『シーワント』は客が途絶えない。レジに並ぶ女性が手にしているのは、フォーやビーフン、パクチーといったエスニック食材だ。「客の多くは外国人。特にベトナム人が多いです。日本人は3分の1くらいかな」 そう流暢な日本語で話すのは、店主の上原富男さん。カンボジア出身で、33年前にインドシ…

続きを読む

恵庭OL殺人事件の第2次再審請求で新証拠(2017年)

 複数の間接事実を積み重ねて犯人と認定し、当初から冤罪が疑われている「恵庭OL殺人事件」。 弁護団は1月10日、死因や殺害方法など新証拠4点を用意し、2回目の再審請求を提出した。 この事件は、2000年3月に北海道恵庭市で女性会社員の焼死体が見つかったのが発端。「三角関係のもつれによる犯行」と同僚の大越美奈子受刑者が早々に容疑をかけられ、一貫して否認するも、殺人と死体損壊の罪で懲役16年が確定し…

続きを読む

北海道から韓国へ朝鮮人労働者の遺骨返還の旅(2015年)

9月18日、1930~40年代に北海道で強制労働させられた朝鮮人115体の遺骨が、世界第二次大戦後70年を経て、ついに韓国に返還された。日本国内のメディアはこの出来事をほとんど報道しなかった。ちょうどそのころ日本では、戦後日本が堅持してきた武力行使の制限を緩和する新安保法案の行方に関心が集まっていた。この新安保法は皮肉なことに、遺骨を乗せた船が釜山に到着した朝の数時間前に成立した。 遺…

続きを読む

移民取り巻く状況悪化で変わったフランス社会とW杯風景/2006年

フランスにとってのサッカーW杯は、ジダンのレッドカード退場という意外な幕切れで終わった。6月27日のスペイン戦以来、異常ともいえる盛り上がりだったこともあり、ここ数日のフランスは、腑に落ちない結末の話題で持ちきりである。巷でささやかれている差別発言が頭突きの原因だとしたら、今後も論議を呼びそうだ。というのも、1998年のフランス大会同様、今回も、フランス代表の存在は移民問題と密接に結びついていた…

続きを読む

スポンサーリンク