伊那小学校 生きる力をはぐくむ総合学習(2012年)

朝9時を少し回った伊那小学校。授業中のはずなのに、廊下には子どもたちの元気な声が響いている。「子どもたちは大騒ぎしてますけど…」と本多俊夫校長は苦笑し、こう続けた。「ここでは『静かにしろ』など一切言いません」伊那市立伊那小学校には、チャイムがなく、通信簿がなく、固定化された時間割もない。公立でありながら、30年以上も総合学習・総合活動に多くの時間を割いてきた小学校だ。本多校長が昨年4月に赴任した…

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学校の門をくぐったことのない人がいる(2011年)

「学校の門をくぐったことのない人がいるんです」 工藤慶一 北海道 62歳 ー父が勤める貯金局は、北海道旭川市の旧第七師団司令部跡にあった。終戦後、工藤さん一家は、その周辺に点在する旧日本軍建物で暮らしていた。中学3年生の卒業間近、「デン助」というあだ名の同級生から、「世の中を良くしてくれ」と亡くなった兄の高校の数学の参考書を手渡される。「デン助」は両親に死なれ、進学できなかった。 一番記憶に…

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教育現場へ不当介入か 新聞・雑誌使用授業の実態調査

道教委が新聞・雑誌使用授業の実態調査 授業内での新聞活用をめぐり、北海道教育委員会(以下、道教委)が道立高校に、新聞や雑誌を使った授業の実態調査を求めていたことがわかった。ことの発端は、8月下旬、帯広市の道立髙の授業で、衆院選公示日(18日)の北海道新聞社説を使用したところ、「『自民党批判にみえる社説を用いるのはおかしい』と保護者から問い合わせがあった」と自民党道義が道教委に指摘したことによる…

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