民主化した東欧の若者と交わした政治の話

不在者投票をした。 書類をダウンロードし、滞在先の役所に出向くなど手間はかかったが、今回は一票をムダにしたくなかった。 それにはワケがある。映画「戦場のピアニスト」を観た翌日、イラク戦争が始まった。 そして、あるポーランド人の言葉を思い出した。 日本がバブルの余韻に酔いしれていたころのことだ。 「じゃあ、日本人はいったい誰とどこで政治の話をするの?」 1992年、ロンドンの語学学校で…

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外見ばかりではなく意識の高さでリードする女性に(2009年)

札幌を歩くと、お洒落な人に出会い、振り返ってまでみとれてしまうことがあります。そんなときに思い出すのが、パリの現地ライター時代にした「街角スナップ」の仕事。各都市の“お洒落さん”のスナップ写真をズラリと並べる、女性誌の人気ページです。パリにはファッショナブルな女性が多く、素人でもバッチリとポーズを決めてくれるので、こうした取材や撮影はそれほど苦労しないでこなせました。ただその一方で、街角スナップ…

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悲しいフランス語(2004年)

「カワイイ」キティちゃんブームで、フランス人もこの日本語を覚えたそうだ。フトン(布団)、キモノ(着物)、シアツ(指圧)。日本文化を表す日本語は、フランスでも定着している。ところが、フランス語化した日本語は、ほほえましいものばかりではない。憂鬱な気分にさせられる言葉も存在する。「カミカゼ」この言葉は2年半ほど前から、新聞やテレビでよく使われるようになった。フランスでは「自爆テロ」を意味する。この言…

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