外見ばかりではなく意識の高さでリードする女性に(2009年)

札幌を歩くと、お洒落な人に出会い、振り返ってまでみとれてしまうことがあります。そんなときに思い出すのが、パリの現地ライター時代にした「街角スナップ」の仕事。各都市の“お洒落さん”のスナップ写真をズラリと並べる、女性誌の人気ページです。パリにはファッショナブルな女性が多く、素人でもバッチリとポーズを決めてくれるので、こうした取材や撮影はそれほど苦労しないでこなせました。ただその一方で、街角スナップ…

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悲しいフランス語(2004年)

「カワイイ」キティちゃんブームで、フランス人もこの日本語を覚えたそうだ。フトン(布団)、キモノ(着物)、シアツ(指圧)。日本文化を表す日本語は、フランスでも定着している。ところが、フランス語化した日本語は、ほほえましいものばかりではない。憂鬱な気分にさせられる言葉も存在する。「カミカゼ」この言葉は2年半ほど前から、新聞やテレビでよく使われるようになった。フランスでは「自爆テロ」を意味する。この言…

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ブランドと食事(2003年)

ある女性誌の取材で、卒業旅行で日本からパリに来た女子大生の買ったものを見せてもらったことがある。ホテルのベッドには、ブランド品がずらり。少なくとも50万円分ありそうだ。「親からお餞別もらったんですぅ」とのこと。日本は不況だったはず。どうなっているのだろう?そのとき、ふとサイドテーブルの紙袋が目に入った。ファストフードだ。「もしかして、夕食はこれだけ?」「食事にまでお金かけられないんですぅ」この一…

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